普遍と特殊 Cafe 2008年03月24日 祐次は、病院と施設で多くのクライアントを見た。 大概 脳卒中である。 脳溢血 脳梗塞 脳血栓 脳軟化 の結果からの リハビリ ないし、安定療養 である。 右側が出血すると、左腕、左脚が麻痺し、 右手で車椅子の輪を回し、右足で、床を押しやっている。 かくして車椅子は静々と前進するのだ。 祐次は、病院 施設を出て以来、 お見舞いに行けないで居る。 ちかごろは、欝になって余計に行きにくい。 欝とは、親が遭遇した不本意な体験が、 祐次に悔恨 自責の念になっている。 祐次の性格として、弱い自分は見られたくない。 そういうことだろう。 親は、栄養失調から歩けなくなった。 その栄養失調の克服に、特別の配慮 すなわち、専門特殊であるべき食餌が試みたのか、 一般的な食を日常を補佐されたのは 最低限の実情による。 最大公約数の保険医療でしかない。 PR