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 狂える人

夕方、路面を黒く濡らしていた降る雪が、夜にはうっすらと積もり、吹雪の下に凍結の危険が出始めていた。

 私は、この冬最悪の路面状況を走り、市内に入ると、もはや凍結はなく、雪も小振りになっている。

 上り0℃ 下り、−1℃

 食事の熱で厚着は暑くなることを考慮し、上着を脱がせてエプロンを付けたが、食後寒くなることが懸念された。施設の駐車場まで出てから気になった祐次は、食後まで、居ようかと戻るつもりになったが、ままよと、食後間もない就寝への移動に託すことになった。

 自分では動かない、着せ替え人形ナ、老人の危険は、痛い、熱い、暑い、寒い と大声で訴える、これしかないだろう。

 誰もいなかったらもうだめぽ。

 熱中症や風邪引き易いなどの暑い寒い居宅と比べ、

 暑さ寒さに対応できている施設は全然違う存在であった。

 親は祐次が 二階に住んでいると思っていた。
 ここは、施設だ それが解ってるのかわかっていないのか良く知れない。
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