仲間 自主トレ 甘味 Cafe 2008年03月16日 家を出てから、2年が過ぎるのは5月だ。 仲間 と口にするのは、 施設の人々だ。 同じテーブルのクライアントに念入りの挨拶をする。 一日何度と無く、挨拶を繰り返すのだろう。 忘れてもしまうのだ。 カルピスは、施設でも出したが、すっぱいので飲まないと言い、 祐次が出してもだめだった。お汁粉は、たっぷりの粉を溶かし、 甘すぎて気持ちが悪い。 湯を足した。 帰りの運転で、祐次は眠くなる。 何か異常だ。 風邪でなければよいが。 日向ぼっこに、ガラスの内側に車椅子を 押して行ったり、短い間、玄関を出て、外の空気を吸った。 上り坂は、16度Cだった。 また、施設内を散歩し、 親はくしゃみをした。 それはたぶん、埃と、口内の残滓と 汗をかいた温度調整と、いりまじった反応である。 車椅子を左手の手すりで引き、 一緒に乗るように声を上げた。 事実は、祐次が押している。 車椅子を自力で回すと、 腹が苦しかった。 心臓の負担が大きいので、すぐに休止し、 そこで、訴えにより、軍手を取ってやめた。 PR