意外な結末 Cafe 2008年04月25日 遅い夕食を食べながら、祐次はとてつもない失敗に気づく。 車椅子から食堂椅子への移動を焦りすぎた。 じっくり方法を考えねばならなかった。 親は、薄いクッションの椅子に倒れこむように腰掛け、それは、じょくそうの危険が残るクライアントに大きな衝撃になって、 その後の、尻の痛み、頭痛に発展した。 その、因果を思い至るべきだった。 クッションを置いて取り組むべきだった。それを外すことは後から出来る。 これまで、足が床に付いてなかったのは、クッションがあったからだとは思い出し、気づいた。 果たして、クッションなしで、長い間腰掛けてることは出来るか。 車椅子と、椅子が直角に位置することでも、円滑に移動できるだろう。 対向させてのは、大きな誤りだった。 椅子の位置が壁際で実験し、サポートに回れなかった。 親がいつも急ぐ、いつも祐次を呼ぶ、 それは、祐次の側の言い訳にはならない。 祐次は、過失致死傷害の疑いに陥った。 PR