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旅行

親はよく子どもをつれて旅行をした。

 食堂車に行ってテーブルに付くと、背が高いメガネの青年がトーストを食べていた。

 彼は列車の揺れもあるのと、バターの小さいボールが、なかなかバターナイフに掬い取れなかった。

 それを視たメイドが、柔らかいバターをお持ちしますか、とか声を掛けたが青年は

 ちょっと中気なので、と笑って断った。


 健太はつくづく正面の席の青年を見ていたのであろう、

 東京へ行くの と笑顔で声を掛けてくれた。


 そうした食堂車で、親と健太は何を食べたか、健太は食通でも食いしん坊でもなかったので、覚えていない。

 テーブルは白いシーツが掛かっていたと思われる。
  

*(新幹線)*

健太は旅行は苦痛であり、家の近所でplaying was happy for him.
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