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物体の始末

或る76歳の方が、死後、自らの遺体を大学に寄付する条件で、墓所を提供してもらえるという。

 身寄りが無いわけではないが、墓が無い、子孫といっては、ほとんど全く無いらしい。


 いわば孤独なる老後といえる。


 孤独と言うことは難しい。


 死体の寄贈とは、そうだ、と信二公は思い至った。


 医学部学生の基礎医学で解剖実習に必要なのである。*(韓国)**(日本)*

 死にたくないなあ、信二公は考えてしまう。
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