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長い闘い

群馬県から輸送されてきたシャトレーゼのスィートポテトを持って私は魔の山の小道を遡る。

 すると下ってきた職員の人が何度も頭を下げて挨拶され、祐次は車内から、運転席で頭を下げた。

 ところ、カーヴで車が下がってきた。そこのカーヴに舗装が穴になっている部分があり、祐次は大きく外側に交わして、私は穴を跨いだ。

 私が祐次か祐次が私か、もはや分からない境地に私は居る。

 不学とは無学とも言い、学ばなくても良い境地、

 無念とは無心であり、

 電子辞書が車内で落ちたのである。


 さて、親は夕食のテーブルに配膳を待っていた。

 ポテトの包みを切り、4個中1っ子を出した。

 親の足は痛くないという。

 実はこのストーリーの事件が水面下にあったのである。

 それを読者に隠していた、3っ果敢の潜行であった。

 金曜夕刻親が私に乗り込む足場を階段3段階に作り、

 複雑な抱え方をした祐次のせいで親は、2段跳びに大股開き上がりをして、

 私の後部席の横バーに掴まって、腰を下ろしたと端に、右足首をひねったかに見えた。

 不死身の親は、昨日も今日も痛くないと言い、

 仔細に点検した祐次は、両踝の外側の下に浮腫みのような小さな腫れを発見した。

 右は土曜に、左は日曜に発見され、

 月曜日、発表したのは、

 次の施設からの調査員の対面のときである。

 心配した骨折等は無く、またも、親の不死身の力のみはクローズアップされている。
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